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それはすごいなりっぱだね

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アリス館
いちかわ けいこ ぶん
たかはし かずえ え
 

◆鼻の穴をおもいっきり広げて
子どもたちは自慢するとき鼻の穴がおもいっきり広がります。
この絵本もそう。
ダックスフントくんが、いろんな動物に、
『おおきく なったら なにに なるの?』
と聞いて歩きます。
みんなそれぞれ、おっきくなって、すっごいものになって、ダックスくんは、『それは すごいな。りっぱだね!』
と、その度にビックリします。

このダックスくんの姿がすごくかわいい。

◆ぼくの鼻の穴だって!
この絵本を読んでいると、その後ろで、『どうだい、ぼくだって、こーんなふうに大きくなるんだい』っと、たくさんの子どもたちが、鼻の穴を広げているように思えてくるのです。

だから、やっぱり、最後のページでは、
「それは すごいな。りっぱだね!」と、声に出して、ダックスくんと腰を抜かしてしまいたくなるのです。

すごいね!すごいね!って、いっぱい言ってあげたい。
(2005年4月掲載)




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