◆魔法の呪文「はぶじゃぶじゃん」
「はぶじゃぶじゃん!」このことばが頭から離れなくって、ちょっと困っています!
まほうつかいの『はぶじゃぶじゃん』は、現在魔法修行中。
今日は、魔法の杖を使って、黒雲を追い返そうとしています。
・・・でも、おや?あれ?・・・、魔法の呪文「はぶじゃぶじゃん」を唱えれば唱えるほど、あんなことになって、こんなことになって、・・・それでも負けないまほうつかいの『はぶじゃぶじゃん』!全身全霊を込めて唱えます。
「はーぶーじゃーぶーじゃーん!!」・・・どうだ!
◆読み聞かせにも
文はケロポンズのますだゆうこさん。
絵本はもちろん、たくさんのミュージックパネルの製作、親子コンサートでおなじみです。
子どもたちの歌もたくさん作っていらっしゃいます。
ケロポンズをコンサートで見ているからこの本がおかしいのか、はたまたドラゴンボール世代だから笑えるのか、なんだかよーくわからないのですが、とにかく頭から離れない!・・・魔法のことば「はぶじゃぶじゃん」で、あります。
パネルシアターからリメイクされた絵本です。
読み聞かせやお話会をしている方にとっては、声に出して読みやすく、子どもたちとお話会で楽しめる一冊であることは間違いありません。
◆ことばの魔力
ますだゆうこさんのことばには不思議な力があります。
でたらめ、っていうか、こどものまんま、っていうか、(勘違いしないでください。これは絶賛のことばです)
・・・とにかく大人の頭では考えつかないことば力。
絵本『はぶじゃぶじゃん』は、そうえん社さんが「ケロちゃん(ますだゆうこ)えほんシリーズ」として出版された10作品の一冊。
どの作品もますだゆうこさんが文を担当、絵はどれも、「うらやましい!」と叫びたくなる作家さんとのコラボレーションです。
(2011年5月掲載)