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Summer Santa Claus
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  2002年 2月のゆんちゃんみなちゃん
ゆんちゃん14才 みなちゃん11才
 
  おでかけゆんちゃん
   

 ゆんちゃんは、相変わらずバスケットボールに命かけた毎日を過ごしています。朝練に夕練、土、日も試合。たまに家にいても、ちょっとその辺走ってこようかなと、ランニングに出てしまう後姿を見る度に、ああ、この子はきっと脳の細部に渡るまで、筋肉がはびこっているんだわと、思わずにはいられません。
  先日、久々のお休みに部活の友だちと二人で、ボーリングに出かけました。フムフム、珍しくちょっと中学生らしいお出かけじゃありませんか。
帰ってきたゆんちゃんに、楽しかった?と聞いてみると、アスレチックに行ってきたというのです。おこづかいが乏しい二人には、一日遊べて料金もお得なアスレチックの方が、魅惑的に映ったのでしょう。しかも、この二人、根っからの体育会系コンビ!
「すごいよ、だーれもいないの。二人で貸切」
ゆんちゃんは、感動しています。
そうでしょうとも。この冬の最中、アスレチックじゃ、お客さんも少ないかも。でも、中学二年になった女の子二人、蟻地獄やらカヌーこぎして一日遊んできたかと思うと、こちらはちょっと複雑な気持ちです。
「入場券買うとき、高校生?って聞かれて、小学生です、って答えたんだ」
「え!?」
わたしは、目が点になりました。おいおい、そんなのダメだよ。第一、どう見ても小学生には見えないよ。
「大丈夫。友だちがこの前家族で行ったときも、小学生で入ったって言ってたもん」
えー!?この前って、どの前だよぉ。
「一年前」
  まったくもう!!自分たちがどんな勢いで大きくなっていると思っているのかしら。おばさんの一年とはわけが違う。ずんずんと音たてて、伸びてるっていうのにィ。
 
それにしても、アスレチックの入場券売り場のおばさま、ありがとうございます。子ども料金っていうのは、冬の日のお客さまへのプレゼント、だったのかしら。
あれあれ!?この短絡的発想が・・・、ゆんちゃんに受け継がれちゃったのかも…しれませんねえ。