わが家にグレープフルーツの季節が戻ってきました。冬の間はあまり出番がなかったグレープフルーツですが、店先で春の日差しにぴかぴか光る姿は、いかにもおいしそう。さっそく４コ入りのパックを買ってきました。
　 昨年の夏、グレープフルーツ熱にとりつかれ、半分に切ってスプーンですくっては、最後のおつゆまで、お皿のはじからチュッと飲んでいたみなちゃんに、まず一つあげました。
「ワーイ！」
半分に切ってお皿に入れて、スプーンですくって食べて・・・、それから、
「ママ、グレープフルーツジュース飲む？」
意外なことばに、ありがとうと振り向くと・・・、あのねえ、それは食べ残したお汁じゃない。
　 残りの三つのグレープフルーツは、みなちゃんに一房ずつ薄皮をむいてタッパーに入れておいてね、とお願いしました。こうしておくと、サラダにも、朝のつけ合わせにも使えて便利です。
わたしが晩ご飯作っている間中、みなちゃんはテレビ見ながら、薄皮をむき、ご飯ができあがるころには、タッパ−を冷蔵庫にしまってくれました。ありがと。
　 さて次の朝、タッパ−の蓋を開けたわたしは、ギャッ！と叫び声をあげました。たて長の大きなタッパーのまん中に、グレープフルーツの房が申し訳なさ気に整列していました。
２列×３コ！答えはいくつ！？